健康法

白湯に隠された4つの効果とは?美味しい白湯の作り方もご紹介!

白湯に隠された4つの効果とは?美味しい白湯の作り方もご紹介!

先日、地元でよく行く定食屋さんに行ったときのことです。

隣の席に座っていた会社員らしき2人組のうち、30代前半の女性の方が、連れの同世代くらいの男性に「わたし、白湯を飲むようにしてからすごく調子がいいの。あなたも試してみたら?」と話しています。

どういうことなの?と思い、会話を盗み聞きしていると、毎朝“白湯”を飲む習慣を始めたらしく、それ以来便秘が改善し、お腹周りがすっきりしたとのこと。

そして、男性の方も便秘がちだというので、白湯を飲むことをすすめていたのです。

確かに、長澤まさみさんや米倉涼子さん、田中みな実さんなど、名だたる女優や有名人の方々が白湯飲みをカミングアウトしてますし、深田恭子さんは白湯を活用して5kgのダイエットに成功したと公表して話題になりましたよね。

しかし、まだ多くの人が「たかが白湯でしょ。水を沸かしただけのものがそんなに体にいいの?」と疑問を持っているのも事実ですし、実際に飲んでいる方でも、実は白湯の本当の実力を知る人はまだまだ少ないのが現状です。

わたしたちが日常で経験する不調や症状は、白湯飲みを基本にして、食事や生活を少し工夫するだけで改善することができます。

それだけ白湯には健康を増進し、不調を改善する力があるのです。

しかも、水を沸かすだけの簡単さですから、こんなにありがたい健康法はないでしょう。

白湯はただのお湯にあらず。

今回は毎朝1杯の白湯がもたらす本当の健康パワーや正しい白湯の作り方まで、その魅力を存分にご紹介してみたいと思います。

白湯とお湯の違いとは

白湯とお湯の違いとは

白湯をあまりご存じでないという方は、まず初めのこの2点を押さえておきましょう。

1.白湯とお湯の違い

白湯には健康効果がある”といっても、ただのお湯でしょ!?

と思う方も多いかもしれません。

しかし、正しく沸かした白湯は、ポットで沸かしたお湯や中途半端に温めたお湯とは明らかに違います。

成分としては同じかもしれませんが、まず味が違います。飲みなれている方ならたいていお分かりになると思います。

そして、飲んだ時に、

「軽い感じ」
「のどに爽やか」
「お腹がすっきりする」

といった感覚があります。

それに対して、正しく沸かさずにただ50度に温めたお湯を飲むと、白湯を飲みなれている人であれば、のどに詰まる感じがあるはずです。

その理由は「重さ」にあります。

ただのお湯は重い性質を持つので、体に溜まる感じがありますが、正しく沸かした白湯は非常に軽いのです。

2.白湯は“軽さ”に秘密がある

白湯の大きな効能のひとつは、この“軽さ”によるものです。

白湯のもつ軽さが体に入ることで、弱っていた胃腸機能が復活し、消化力が高まります。

その結果、体内に溜まっていた余分なものが燃え、体全体が本来の機能を取り戻していくのです。

白湯の軽さが作用するのは、体に対してだけではありません。

すでに飲んでいる方ならお分かりかと思いますが、白湯を飲み続けていると、体はもちろん心も軽くなって気分が軽快になります。

人はそもそも、自分の内側が軽やかな状態にあるときがもっとも快適な瞬間です。だから白湯の軽さがとても心地よいのです。

白湯を飲み始めて心身の軽快さを体感すると、飲まないという選択肢は消えてなくなってしまうくらいでしょう。

心地がいい上に心身のあらゆる不調を解消してくれるので、それに気づいた人は飲まずにはいられなくなってしまうのです。

“冷え性”は万病のもと!

“冷え性”は万病のもと!

日本人は冷たいものを食べ過ぎ?

白湯は、わたしたち日本人の体質にとてもマッチしています。

なぜなら、日本人は諸外国の人に比べて、体が冷えやすいという特徴があるからです。

民族的にもともと、胃腸の力が弱いというのも理由のひとつですが、冷たいものの食べ過ぎや過食という現代人の食生活が、日本人の胃腸をさらに弱らせています。

そして胃腸が弱ってしまうと、必然的に体全体が冷えてしまうのです。

そこで登場する白湯は、誰でもすぐに胃腸を温めることができるシンプルで簡単な解決策です。

特に女性は、男性に比べて胃腸が冷えやすいので、白湯の効果がより表れやすいでしょう。

胃腸が温まると全身の機能が活性化しますから、酵素の働きが促進され、代謝も免疫力も上がることで体そのものが軽くなります。

酵素ってなに?老化現象をおさえる酵素の役割とは【健康効果あり】
酵素ってなに?老化現象をおさえる酵素の役割とは【健康効果あり】私たちの体の中では、常に化学反応が繰り返されており、新しいものが作られたり古いものが壊されたりして、1秒たりとも同じ状態ではありません。...

実際、白湯を飲み始めて1~2ヵ月後には、たいていの人は体重が2~3キロほど落ちます。

冷え性は病気のもと

一般的に冷え性とは、低体温時の体温が35度台の人のことです。

”冷え性の人”

”人間の体温は平均36.5℃。女性の場合、生理の周期によって低温期で36℃前半になるが、冷え症の人は低温期で体温が35℃台に”

参照:ニプロ株式会社(https://www.nipro.co.jp/)

もともと胃腸の弱さと食生活の乱れが重なり、いま低体温の人が女性を中心に急増しています。

体温は、実は免疫力とも密接に関係があり、一説には、体温が一度下がると免疫力が数十パーセント下がるともいわれています。

そのため、体が常に温かい状態であれば、免疫力が自然と高まり、病気にもかかりにくくなるのです。

逆に、常に体が冷えている人は、今後さまざまな病気や疾患をわずらう可能性があるともいえます。

白湯で得られる4つの効果

白湯で得られる4つの効果

気になるのが白湯を飲むことによって得られる効果だと思いますが、代表的なものとして、このような症状の改善効果を感じる方が多いです。

1.便秘の解消

消化力が落ちて食べたものが消化しきれないと、未消化のまま体の中に残ることになります。

こうして体内にできてしまった未消化物は、実は非常に重いという特徴があります。

そのため腸内に這いつくばるようにどっしりと体内に残ってしまい、排せつできずに詰まってしまいます。これが便秘の正体なのです。

消化力が弱っている人はたいてい体が冷えていますから、腸の働きも悪く、なかなか詰まりも解消されないのです。

また、排せつがあるからといって、便秘でないとも言い切れません。

理想の便というのは、

・バナナのような形
・無臭
・水に浮く

といったもので、排せつ時に力む必要もなく、スルスルっと出ます。

逆に「ネットリしている」「臭いがキツい」「水に沈んでいる」「力まないと出ない」という状態は、実は厳密には便秘です。

白湯を飲むと消化力が上がり、食べたものが効率よく分解・吸収されるようになるので、自然と便が軽くなります。

腸を温める効果もありますから、腸の働きそのものがよくなって浄化力が高まり、排せつ自体がスムーズになります。

この相乗効果で、便秘が自然と解消されるのです。

効果には個人差がありますが、多くの場合、白湯を飲み始めて1週間もすれば朝の便通が戻ってくるようになるでしょう。

人によっては、白湯を飲み始めたその日に解消してしまうこともあるくらいです。

2.ダイエットに効果あり

白湯を飲むことで胃腸の活動がよくなると、体全体の代謝が促され、食べたものの消化能力がアップします。

食べ物が体内でよく燃えるようになりますので、余計な脂肪も蓄積しません。

つまり、代謝力を上げることができるため、白湯を飲み続けていると自然と体重が落ちていきます。

普通の人であれば、白湯を飲み始めて1カ月ほどすると、体重が2~3キロ落ちます。

そうすると、意識が自然と自分の内側に向かいようになり、今何が必要で、何が大切なのかに気づくようになります。

つまり、自分自身をより深く知ることができるようになるのです。

こうした自分自身への気づきの能力を「自己参照性」といいますが、白湯には、感覚を研ぎ澄まして、自己参照性を高める効果があります。

飲み続けていくと、自分自身がとてもクリアになっていくのを実感できるでしょう。また、快適さや心地よさなどにも敏感になります。

すると必要以上に食べなくなりますから、脂っこい料理を夜中に食べたり、甘いお菓子を過食してしまうようなことも減っていくでしょう。

その結果、体重は自然と減り、理想の体型を維持できるようになります。

まるで嘘のような効果ですが、これは白湯飲みを実践するみなさんが体験している事実です。

3.肌荒れ、ニキビの改善効果

大人になってからのニキビや肌荒れはなかなか治らず、悩んでいる方も多いかと思います。

でも、白湯を飲み始めると、ニキビや吹き出物ができなくなり、肌の艶が良くなっていきます。

ニキビをはじめとする肌荒れという症状は、やはり体内の未消化物が原因です。

未消化物は、いってみれば“血液中の毒素”です。
それが血流に乗って皮膚の表面に出て来たのがニキビであり、「吹き出物=未消化物」そのものということもできます。

白湯を飲んで体内の未消化物が浄化されていけば、自然と肌荒れは解消します。

飲み続ければくすみも取れ、文字通り色艶の良い美肌になるでしょう。

ここまでお読みいただければお分かりと思いますが、白湯は、消化力とエネルギーの吸収力双方に効果を発揮します。

白湯を飲み続けて胃腸の消化力が高まり、代謝がスムーズに行われるようになれば、体内のエネルギーもおのずと増えますので、肌はますます美しくなります。

反対に、顔色が悪く肌荒れがひどいという人は、体に溜まった毒素が抜けきっておらず、放置していると体のあらゆる部分に不具合を起こすようになるため、すぐにでも対処することをおすすめします。

4.下半身のむくみも解消

夕方になると足がむくんで怠くなったり、傷んだりするという症状も、体に溜まった未消化物が原因です。

食べたものは本来、日中のうちにきちんと消化されて、栄養素となって体に行き渡らなくてはなりません。

しかし、燃え切らずに血液中に未消化物として残ってしまうと、重く沈んで下半身に溜まります。
夕方以降に足がむくむのはそのためです。

白湯によって血液中の未消化物が浄化され、血流に滞りがなくなれば、むくみは自然と取れていきます。

また、むくみがあるということは、血流全体がスムーズではないということですから、実は心臓にも負担がかかっています。

そのため、むくみの症状が長引くと、体全体が疲れやすくなります。

こうした人には、当然冷えの症状もあるでしょうし、場合によっては、

・日中に眠気を感じる
・太りやすく痩せにくい
・便秘がち

といった悩みがある人も多いでしょう。

白湯で体内の未消化物を洗い流していくことができれば、一連の症状すべてが改善していきます。

朝の一杯からぜひ、白湯飲み生活を始めてみてください。

白湯の作り方と飲み方のコツ!

白湯の作り方と飲み方のコツ!

心と体の健康にとっていいこと尽くしの白湯ですが、作り方もとても簡単です。

もうご存じの方も多いかと思いますが、知らなかったという方はこうした点について押さえておきましょう。

1.白湯の正しい作り方

初心者の方がよく疑問に思うのが、白湯を作る水についてです。

白湯の効果が一番発揮されるのは「より純粋な水」、つまり、より自然な状態に近い水が良いということです。完全な水は、実は腐ることもありません。

白湯の作り方はこちらを参考にすればOKです。

正しい白湯の作り方

【用意するもの】
・きれいな水
・やかん

【白湯の作り方】
1.やかんにきれいな水を入れて蓋をし、強火にかける
2.沸騰したら蓋を取り、湯気が上がるように。このとき、大きな泡がブクブク立っているくらいの火加減にしてください
3.そのまま10~15分沸騰を続ける
4.沸いた白湯を飲める程度に冷まして、すするようにして飲む。残った分は保温ポットなどに入れたり、魔法瓶構造の水筒などに入れておけば持ち歩くこともできます

ただ、水道水でも十分に効果はありますし、井戸水や湧き水でも良いでしょう。大切なのは“よく沸かすこと”です。

とはいえ、水道水に含まれる様々な添加物などが沸かすだけで完全に浄化されることはありませんから、ご自分の納得のいく水を選んでください。

2.“すする”ようにして飲む

白湯は沸かしたての熱いままを、すするようにして飲みます。

水のようにごくごくと飲むのではなく、少しずつすするように飲むのが効果的です。

その方が胃腸への負担がかからないので、熱いものをふうふうして少し冷ましながら飲むイメージです。

朝沸かして飲み切れなかった白湯は、保温ポットに保存し、その日のうちであれば、あとで飲んでも問題ありません。

ちなみに、白湯はいわゆる「湯冷まし」とは違います。冷まさずに熱いものを飲んでください。

といっても、飲むのがつらいほど熱いものである必要はありませんから、その日の気温や体調に合わせて調節しましょう。

3.朝一番の白湯は欠かさない

朝目を覚ましたら、まずコップ1杯を5分から10分かけてゆっくりと飲みます。

胃腸が温まって体全体の代謝が上がり、1日の活動に備えることができます。

また、白湯が老廃物を押し流し、腸の中をきれいにしてくれるので、排せつを促し便秘を解消する効果もあります。

4.食事中にもコップ1杯の白湯が基本

朝昼夕の食事のたびに、食べながらコップ1杯の白湯を飲みます。

数口食べては一口すする、をくり返すのが効果的で、消化力を高め、食べたものが体内で分解・消化・吸収がしやすくなります。

また、体が重い人は食事と食事の間に、30分おきにひと口~ふた口と少しずつすするのもおすすめです。

胃腸を温めて代謝を上げ、消化力を高める働きをしますので、体内の未消化物がさらに分解されやすくなります。

できる人だけでOK!散歩後の白湯がダイエットに効果抜群

散歩後に白湯を飲むとダイエットに効果抜群

白湯は飲むだけで健康面にさまざまなメリットをもたらしてくれるものですが、体重を落としたい方やダイエット中の人におすすめしたいのが、食後の散歩のあとの1杯です。

・朝の1杯
・昼の1杯
・夕方の1杯

という三度の食事中に白湯を1杯飲み続けていれば、たいていの人は2~3キロ痩せますが、この食後の散歩のあとに1杯をプラスすることでさらなるダイエット効果が得られます。

食事をしたら、まずはその場で数分の食休みを取り、それから15分ほど軽く散歩するだけで大丈夫です。

背筋を伸ばしてキビキビと歩くとより効果的ですが、辛いという方はぶらぶらとゆっくり歩くだけでも構いません。

そして、帰ってきたら100~150ccの白湯を飲みましょう。

この散歩後の1杯で消化力が一気に高まり、体全体の代謝が活発になるので、余計な脂肪を溜め込みにくい体を手に入れることができます。

いきなりハードな運動に取り組む必要はありませんので、時間に余裕がある方は、ぜひ散歩後の1杯も日常に取り入れてみてくださいね。

まとめ

白湯は水道水で作ったものでも効果はあります。

ただ、白湯に最もふさわしいのは「純粋な水」です。

そうした意味では、水道水は純粋な水とは言えませんので、厳密には理想的ではありません。放射能物質やその他多くの不純物が含まれていますから、完全に安全とは言い切れないのも事実です。

心配でしたら、浄水器を通したり、天然水などを使用したり、手に入る可能な範囲で純粋な水を選びましょう。

また、食事を抜いて白湯だけ飲んでいる、というのもいけません。

白湯は食事代わりにはなりませんので、疲れていたりダイエットをしているなら食事を軽めにして、その上で白湯を飲んでください。

白湯のために不健康な食生活になっては本末転倒ですからね。

ぜひ今回の内容から、白湯飲みの魅力を知ってもらい、手軽にできる健康法として実践していただければと思います。

(注)白湯に関する効能は現代科学的には根拠がありません。しかし、実際に症状が改善したり効能を実感している方が多く、白湯を推奨する根拠は十分あると言うことができます