心の悩み

自己肯定感の低い人は強くなろうとしすぎ!辛いなら周囲に弱さを開示してみて

自己肯定感の低い人は強くなろうとしすぎ!辛いなら周囲に弱さを開示してみて

自己肯定感というのは、簡単にいえば「自分にOKを出せているか」

すごくシンプルでこれ以上でもこれ以下でもありません。周囲の人たちや環境も関係はなく、自らをどう解釈するかで決まるものです。

しかし、自分はダメで、周囲から劣っていて、もうどうすればいいのかわからない、と毎日辛い日々を送っている人も少なくないと思います。

社会に出れば実力社会ですし、周りが全員敵に見えてしまうという方もいるでしょう。

そんな辛い自分から抜け出すにはどうすれば良いのでしょうか?

今回は自己肯定感の低い人が強くならなくていい理由、自尊心を高める方法について解説していきたいと思います。

自己肯定感とは

自己肯定感とは

自己肯定感とは「自分を肯定する感覚」のことを表しています。

「肯定」の意味を改めて調べてみると、

物事を、正しく妥当であると認めること。積極的に意義を認めること。同意。是認。

出典:weblio辞書(https://www.weblio.jp)

と書かれています。

そのため「私ってイケてる」「私ってすごいかも」といったポジティブな意味ではなく、自分が自分であることのありのままを認めて、そのままの存在に価値を感じるというのが自己肯定感の正しい意味です。

このような感覚は子どもとして生まれてきた時点で、誰もが自然と持っている感覚ともいえます。

しかし、大人になるにつれてこうした感覚を失ったように感じる方が多くなるのですが、それは自己肯定感を失ったのではなく「自己否定感」ばかりが増えた結果ではないでしょうか。

・私はあそこがダメ
・あれもできない
・これも持ってない
・そんな自分は全然ダメ
・もっとこうであらねばならない

そうしていつの間にか自分にもっともっとを強要し、自らを否定することが多くなるので、自己を肯定するという当たり前のことを忘れているだけなのです。

つまり本来、自己肯定感とは何かを手に入れて上げていくものではなく、自己否定を手放し、自分を許して「ああ、自分はこのままで良かったんだ」と元に戻るだけのことです。

自己否定から離れ、自らを許すという行為自体はすべて自分の中で完結するものですよね。もうこれと向き合い続けるしかありません。

現実世界の創造主は神様ではありません。罪なんて初めからないですし、あなたが勝手に背負っているだけです。だから勝手に下ろせばいいだけなのです。

そうすると、自分が自分の現実をすべて創造していた創造主であるというあたり前のことに気づくことができますよ。

これが自己肯定感の根本なのです。

自己肯定感と自尊心とプライドの違い

自己肯定感と自尊心とプライドの違い

自己肯定感に近い言葉として「自尊心」というものがありますが、この2つには以下のような違いがあります。

・自尊心:ありのままの自己を尊重し、受け入れる態度
・自己肯定感:ありのままの自己を肯定し、受け入れる態度

言い回しが違うだけで、この2つはほとんど意味が一緒。さらに英語では両方とも「Self-esteem(自己尊敬)」と言われます。

一方、自己肯定感(自尊心)とプライドの違いですが、日本語では同じようなものと認識している方が多く、文脈によってはそれでOKな場合もあるのですが、実は真逆の言葉です。

自己肯定感(自尊心)は欠点も含めて自分自身を尊い存在だと認められることを表しますが、本来のプライドの意味は「傲慢さ」を表しています。
プライドは「自信の欠如」、つまり劣等感からくる他人との比較によって、自分が上だと認識し保たれるものです。

そのため、「自己肯定感(自尊心)が高い」という言葉に良い響きがあっても、「プライドが高い」という言葉には良いイメージがありません。

言い換えればプライドが高い人は、自己肯定感(自尊心)が低い人ともいうことができます。

自己肯定感が低い人は周囲に弱さを見せよう

自己肯定感が低い人は周囲に弱さを見せよう

自己肯定感が低い人、特に劣等感を強く感じる人は周囲に弱さを見せることがおすすめです。

たとえば、

「私って、それ上手に出来ないんだよね」
「みんな凄い人ばかりで置いて行かれそうで怖いんだよね」
「実はすごいあがり症で、朝礼のとき無理して喋ってたんだ」

といったように、実は苦手だったり不得意なことを思い切って吐き出してみてください。

自分の弱いところを見えないように隠すだけでも精神的にシンドイですし、隠していること自体が「こんな自分はダメだ」という自己否定です。

つまり、それだけ周囲を負けてはいけない相手(=敵)だと認識しているということなので、いつまでもその苦しさやその状況から抜け出すことができません。

ですが、普通の人ならその劣等感や弱い部分を克服し、他人よりも強くあらねばならないと考えます。

これも1つの方法ではありますが、実際に強くなれた人は弱い人を見下すようになったり、「あなたも私のように強くなれ!」と無駄に叱咤するようになったり、さらに強い人が出てきたら心がポッキリと折れてしまって、また自分を否定するようになります。

一方、頑張っても強くなれなかった人は、自分をダメ出ししたり、さらに自分より弱い立場の人をイジメたりする場合があります。これでは誰も幸せにはなれません。

ですから、自己肯定感が低い人が「強くなる」という道を選ぶのは、劣等感を克服する根本的な解決法にはならないのです。

自己肯定感が低い人がどうすれば良いのかというと、「弱さを見せる」ことから始めてみましょう。

他人に自分の弱さを見せることはとても怖いことです。バカにされるし、立場が逆転する可能性もあるし、すごく恥ずかしいことかもしれません。

しかし、もう一度周りの人たちを思い浮かべてみてください。本当にあなたの周りには嫌な人しかいませんか?
そんなことはありませんよね。

弱いところを見せるのはすごく怖いことですが、この葛藤と恐怖をどう乗り越えるかというのは、すなわち自らの心と本当に向き合うことに他なりません。

出世を目指す場合などは別ですが、自分を強く見せたいという「虚勢の道」を選んだ人のほとんどは、自分と向き合うことを恐れ、ただ逃げているだけなのです。

本当の意味で強くなるとは、この恐れを自分のものにする、つまり「弱い自分を受け入れる」こと。だから弱さを開示した方がおすすめと推奨しているのです。

「他人に弱さを見せたらやられてしまう!」

と感じるあなたもいるかもしれませんが、これは幼い日の環境から自然と体に染みついてしまった幻想で、大人になった現在の環境の中ではそんなことはありません。

周囲に自分の欠点もすべて晒して笑ってみたり、イジられたりしてる人気者っていませんか?
みんながそうなれとは言いませんが、少なくとも正直に自分の至らない部分や不得意に思っている部分をオープンにした方が、結果的に周りの人たちもハッピーな気分になります。

最近ちょっと心苦しいな…と思うことがあれば、まずは自分を開示してみると自己肯定感を高めるきっかけになるかもしれません。

自己肯定感が高い人=本当に強い人 まとめ

自己肯定感が高い人=本当に強い人 まとめ

「本当の強さってなんですか?」

と聞かれたら、あなたはどう答えますか?

本当の強さとは、「受け入れる器の大きさ」のことです。

自分が弱いことを認めることで、弱い相手も受け入れてあげることができます。

そんな「人としての包容力」「自分と他人を許せる力」を持つということ。これが本当に強くなるということです。

だから、「みんなが凄すぎて、付いていけなくて怖いんだよね」と、弱さを開示してみましょう。

自分の弱さ受け入れる器=自己肯定感

これを育てていけば、あなたは強さのみで競い合う毎日から解放され、より自分らしく安住の日々を過ごすことができるようになりますよ。